双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

晴天なり 

|雑記|


見事に清々しい五月晴れ。

『黒焦げ荘 (Blackburned Cottage)』の壁へ仕立ててある
キャリエールの奥方が、連休中にひっそりと咲いて居た。
毎年最初に咲くのは、薄紙細工のよな淡い杏色のこのバラ。
連休明けの月曜は冷たい雨降りの一日だったから、
散ってしまうかしら、と心配したけれど残ってくれた。

午後。
二週間前に注文した件の自転車が、明日納車されるとの連絡。
ようやっと、待ちに待った納車である。フフフ。
あ、でも明日の天気予報、確か雨だったかなぁ。
心躍りつつも、バタバタの忙しさの中で蓋をする。
すっかり日が落ちた頃になって、人心地ついて珈琲を淹れ、
ひとり、小さく口元を緩ませては、そわそわと。
お迎えの準備は万端。さあ、早くいらっしゃいな。

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