双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

たたかうリンパ節

|雑記|

15日火曜日。午後二時半。
徒歩五分のクリニックにて三回目のワクチン接種。ファイザーファイザーと来て、今回はモデルナであったが、別段私はどちらでも構わぬし、多少の副反応は出て止む無し(まぁ、出ないに越したことは無いけれども) と思って居る。一回目・二回目については共に、首から肩にかけて筋肉痛のよな痛みが出ただけで、懸念された発熱は無かったし、一日経ったらすっかり回復して、思いの外あっけないものであった。
同日午後五時頃。何やら首の後ろから両肩にかけて、ずしんと重い。重さに混じって筋肉痛のよな鈍痛。前回と同じよな感じなので、特に気にもせず。

16日水曜日。
発熱は無かったので、一先ずいつも通り店を開け、とは云え多少の違和感を感じつつ午前中を過ごす。昼を回った頃から徐々に変化が。筋肉痛のよな鈍痛は背中全体まで広がってバキバキに。そこへ全身の節々の痛みも加わって、更には悪寒まで乗っかって来た。うわわぁ…こいつはもしや高熱が出るのかも…。誤魔化し誤魔化し仕事をこなすも、あまりのしんどさに気力が失せてゆく。いつもよか一時間早く店を仕舞い、パンを一切れ食べて鎮痛剤を服用。普段は滅多に飲まぬので、効きが良いのであろう。帰宅後、風呂を済ませて布団に入るや、早々に眠ってしまったらしい。件の震度5の揺れの最中も夢うつつで(笑)、かなり終盤になって現実であったと気付いた程で、あきれるくらいの熟睡っぷりなのであった。

17日木曜日。
結局熱は出ぬまま、前日のしんどい症状は僅かな首の鈍痛だけを残して、その殆どが消えて居た。嗚呼ほっとした。しかしながら、その代わりと云っちゃ何だが、今度は接種した左腕の腋窩リンパ節が腫れて痛む、と云う新手が加わったのだった。


で、本日になっても、このリンパ節の腫れと鈍痛だけは、一向に引く気配が無い。まぁ、リンパが腫れて居ると云うことは、免疫系が懸命に頑張って戦ってくれて居るものと思われ、従って症状自体は確かに不快ではあるが、何やら一寸嬉しいよな気もする(笑)。三回目が未だの人たち(と何事も起こらなかった人たち)から「どうだったの?」と聞かれるのでそんな話をしたところ、どうやら副反応としては発熱や頭痛などが一般的で、腋窩のリンパ節が腫れた人はこの身近に居ないらしく、終いには「でも妙に納得だね。副反応がホビちゃんらしいよね」などと云われる始末。おいおい。他人事だからって、皆いい加減なこと云うなよ。

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