双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

拾う神

|モノ| |雑記

いよいよもって、身近まで物々しくなって参って、
もしや我が身も…の恐れが一層現実味を増す中に、
当然ながら、人びとの足は遠のくばかりである。
やれやれ。是ばかりはどうにもならぬ。

と云うわけで、お金は無くとも時間ばかりは充分だから、
二月に入ってからは、夜具や寝間着の繕いものやら。
覆いをはらって、フォルゴーレ号をぴかぴかに磨いたり、
古森号をあれこれいじるなどして、心を平らに保つ日々。


◆◆◆◆


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昨年末の古森号シフトケーブル交換の際。己の粗忽と無精から*1、シフターの上蓋の螺子穴をすっかり潰してしまった。うわぁどうしよう。途方に暮れつつも、ダメ元で蓋の合わさりから慎重にドライバーをこじ入れて、ようやっと僅かな隙間を拵え、そこから何とかかんとかワイヤーを差し入れることができたため、その時は運良く力業で交換を済ませられた。しかし恐らく次回の交換にあたっては、上蓋を壊すでもしない限り外すことは無理だろう。
そうなるともう、シフター丸ごと交換しないと駄目か…と諦めて居たところ、シマノでは所謂「スモールパーツ」と呼ばれる、物凄い数の補修部品をバラで用意してくれて居ると知る。さすがのシマノ、まさしく拾う神である。早速に該当するタイプの「上カバー(左用)」を探して在庫を持つ店へ注文した次第。
いやはや。シマノは偉いなぁ、それこそ地味な螺子一本、金具一個から揃えて在るのだ。更に、古森号へ搭載されたこの型番のシフターは、残念ながら既に廃盤となって居るらしく、シフターそのものが今や購入不可能な訳だけれども、辛うじて部品だけでも何とか手に入ったため、無事に現役を続けることができるのである。今回、ついでに右用も一緒に購入して備えとした。


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さて。こちらが件の気の毒なシフターの上カバー。でもって、そいつをプライヤーで遠慮無く壊して外したぜ、の図。因みに、見守り中のこのかあいい子は、猫型ライトなのダ!*2


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【左】古い上カバーを外したヨ、の図。ダメになっちゃったのは蓋だけで、肝心の中身は何ら問題無いのでね、この先も未だ未だ頑張って貰わねば。
【右】おニューのカバーに交換したヨ、の図。一時はどうなることかと危ぶんだものの、すっかり元通りに。嗚呼、本当に良かった~。心底ホッとしたわ~。三毛っ子ライトも定位置に戻って出動待機中(笑)。


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何が在っても、ずっとシマノについてゆこうと思う(笑)。

*1:明かりも十分にとらず、老眼鏡もかけず、挙句ドライバーのサイズを間違えたまま作業した結果よな…。

*2:スイッチを入れるとお目目が「ピカー!」っと光ります。

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