双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

一月の色

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僅かに寒さの緩んだ、風の無い穏やかな土曜。
鉢植え地植え、全てのバラたちの大まかな剪定が終了。
葉取りも毎日一寸ずつ進めて、数日前には全て済ませておいた。
ふう。これで随分と肩の荷が下りたかな。
二月に入ったら木酢液での消毒と、本剪定。蔓バラの誘引。


実は昨日から、お外っ子お嬢の具合が宜しくなく、
花壇の奥へ拵えてある厠を、何度も何度も掘り返して居るので、
あちゃー。まさかお嬢までお小水沙汰??
赤ひげ先生の所で診てもらったら、どうやら膀胱炎らしい。
膀胱を触診しても尿が溜まって居ないと云うので、
詰まって出ない訳では無さそうだ、とのこと。
「まぁ、今年の一月は寒いからねぇ」
抗生剤を十日分出して貰って、良い子良い子して貰って帰宅。
微熱が在るので、恐らくはしんどいのであろう。
あたたかく寝床を整えてやると、すぐに中へ入って寝てしまった。


山の稜線と空との境が冴え冴えと、冷え冷えと、暗い。
こう云う透いたよな鼠色は、一月の色だなぁ、と思う。
上手く云えないけれど、他の季節とはちょっと違うんだ。

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