双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

古森号再始動

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(前エントリの庭仕事と時系列が逆となってしまったのですが…)
さてさてさて。
ようやっとようやっと、古森号の部品替えに着手したんだYO!

■新たに交換した部品

  • MTB用 SUSブレーキケーブルセット (インナー+アウター):シマノ
  • ロード用 SUSシフトケーブルセット (インナー+アウター):シマノ
  • フラットペダル:三ヶ島製作所
  • リードパイプ+ダストブーツ:BBB


先ずはペダルの交換から。元々のは黒い樹脂ペダルで恐らくは中国製、完成車の状態で古森号を購入した際に付属して居たものである。今の今まで、特に疑問も持たぬまま使い続けて来たけれど、ここへ来ての経年劣化云々は妥当として、もしかして、ひょっとして、是ってかなり固い部類じゃないのかしら...とさすがに疑いが…(笑)。でもって、見た目は似た風体の三ヶ島ペダル(日本製)と交換してみたところ、思わず咄嗟に口をついて出たのは「うへえ!ペダルってこんなにクルックル回るものなのか!」何これ(笑)?左右合わせても千円程度、一見どうと云うこともなさそなMTB用樹脂ペダルだが()、着けたらまぁびっくり。たとい安価であろうが、さすがの三ヶ島クオリティに頭の下がるばかり。
何でも、ペダルを回す程にベアリングがなめらかとなって、更にクルックルになるとのことなので、先が愉しみで仕方が無いのであった。

続いてブレーキ及びシフトワイヤーはフロント・リア両方の交換。*1インナーとアウターひっくるめて全交換のため、何れもセット品を購入した次第。因みにこちらの作業については、己の粗忽の招いた凡ミスが絶妙に重なった結果、あれこれ難儀な事態に陥ってしまったのだけれども、数日がかりで何とかかんとか交換作業を完了。半ば力業で乗り切った格好となった。*2

続くVブレーキディレイラーの調整は、少し間を空けて月曜の休みへ持ち越すこととした。取り付けに粗忽で難儀したと思ったら、今度は調整蟻地獄ってねぇ(笑)。否、蟻地獄ってのは云い過ぎかも知れぬが、程度を忘れてやり出すと切りが無いし、筋金入りの粗忽者にとってはそれくらいシビアな作業であるから、休みの日の明るい日中に、気持ち的にも時間的にも十分な余裕を持ってやりたいなぁ、と。丁度良く適当なところを探り出して、程々の塩梅に落ち着くまで少々梃子摺るも、二時間程で無事調整完了。ようやっと肩の荷が下りて人心地ついたのであった。


まぁ何にせよ、こうしたことってのは、経験せねば決して身につかぬ訳で、ああだこうだ散々探り倒しながら、そうやって勘所を掴んでいくものなのだわね。(つくづく)


◆◆◆


調整から一日空けて、翌々日に試走する。
いや~軽い!速い!今までのは一体何だったのか?ってなもんである。何って先ずペダルが軽い。重量も軽いが、動作が明らかに軽いのだ。脚に余分な力をかけずとも軽快に回って、推進力と云うのだろか、ひと漕ぎでシューン!と進む感じである。軽くて速い。素晴らしい。ペダルひとつを替えただけで、この劇的な変化だヨ。いやはや、ペダル侮れじ。
そして勿論、ワイヤー類一式全交換による効果も顕著であった。何せ五年も放ったらかして替えて居なかったのだから、当然と云えば当然なのだけれども(笑)、特にギアチェンジの際のワイヤーの引きが、すこぶる軽くなってスムースそのもの。今まではググッと力を入れて押し込まねばならなかったので、レバー操作が段違いに楽となったのは地味に嬉しい。嗚呼。新品のきれいなアウターも、ぴかぴかのリードパイプも、軽いのも速いのもどれもこれも全部嬉しい。走りながら道中ニヤニヤが止まらずに困った。


さあて。
新たな部品で息を吹き返し、再始動だよ、古森号。
(未だ未だ足りぬが)共に走れる脚もできてきた。
また宜しく頼みますぜ。

*1:前回インナーを取り替えたのは確か五年も前(-_-;)。しかも古いロードいじりが趣味の、知り合いの蕎麦屋店主にお願い、お任せしたので自分でやるのは今回が初めてである。

*2:教訓。逐一確認、明るいところで、拡大鏡かけて。丁寧に作業に当たるべし…。

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