双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

文系の自宅筋トレ・一か月経過

|雑記|


週三回の自宅筋トレを始めてから、約ひと月が経過した。始めてみると是がなかなか面白いので、まったく飽きること無く続けられ、そうやってひと月も続けて居れば、ささやかな結果も出る訳で、すっかり落ちてしまった筋力が目に見えてアップした。筋力がついたことで何が明らかに変わったって、先ず疲れが段違いである。体が軽い。
軽いと云うか、今までゆるゆるとだらけて寝て居た筋肉が、ぱきっと目を覚まして立ち上がったみたいだ(笑)。ううむ、何だろなぁ。重力に引かれるまま重く下がって居たよな感覚から、自らの力で上へピンと伸びて自立して居るよな感覚に変わった、と云うのかなぁ。兎に角、毎日調子が良いのである。もしかすると、否。もしかせずとも、ここ十数年の間で最も体調が良い気がする。*1
こうした事柄は数値にすると分かりやすいのだろうけれど、まぁ誰に見せるものでも無いのだし(笑)、何しろ根が大雑把なもので、各部位の計測なんてものはして居ない。その代わりと云っては何だが、目安にしてあるジーンズを一週間毎に履いて経過を観察してみた。するとどうだ。徐々にではあるが、胴回りに、尻回りに、太腿の裏側に、ちゃんとゆとりが出てきて居るじゃないか!いやはや。継続は何とやらである。

自宅筋トレは、火・木・土の週三回。簡単な五つのメニューの組み合わせで、ゆっくり行っても20分程度。特別な器具も道具も必要無く、程好いキツさと、適材適所で今ここに効いて居るぞ、と云う分かり易さが、私には丁度の内容なのであろう。
件のお下がりスピンバイクは、筋トレを行わない日。即ち水・金・日の同じく週三回。有酸素運動に自転車トレを兼ねるため、負荷をチェンジしながら20~30分程 (余裕が在れば40分)。録画しておいた番組など観ながら回せば、結構あっと云う間である。

又、それ以前から習慣的に行って居たものとして、日々の隙間時間のちょこトレと、毎月曜の太極拳が在る。前者は文字通り、仕事の合間のちょこっとした時間に、立ったまま座ったままでできる、至極簡単なストレッチの類であるが、今まで只雑にこなして居たのを、しっかり意識して行うよに変えただけで、効果は雲泥の差だ。後者は週に一度、凡そ二時間の稽古だが、早いもので今年で丸六年。まぁ最近は色々と面倒な事柄も在ったりして、休みたくなったら躊躇無くサボりつつ、塩梅を加減しつつ。(笑)。
とまぁ、先の基本の筋トレ&スピンバイクを軸に、これら二つを加えた格好で、そんなこんなの一か月。大仰なトレーニングは一つもして居ないけれど、これくらいの内容であっても、こつこつ地味に続ければ、少しずつ、しかしながら確実に結果が出るものである。面白いものよなぁ。

何れにせよ、この手の類の継続と云うのは、何か明確な目的が在った方が良い。私の場合は「自転車に乗れて、尚且つ疲れ難く柔軟な体づくりに必要な、適材適所の筋肉を程好くつける」と云うものだが、是が曖昧だったり何となくだったりすると、恐らくは続かぬよな気がする。老化だとか健康状態だとか(笑)、切羽詰まって居た方が断然モチベーションも上がるし、行う意味が在ると云うものだろう。
あ、そうそう。四十路になって以来、ほぼ慢性化して居た厄介な腰痛が、このひと月の自宅筋トレのお蔭で劇的に改善した。さしづめ市販の「腰椎ベルト」よろしく、腰回りへ筋肉でベルトができたよな格好か。腰を支えてくれて居る実感が確かに在り、ここ二週間程は、就寝中や起床時の辛さをあまり感じずに済んで居る。是は大きな収穫である。

*1:早い話が、今まで如何になまくらだったんだヨ!と云うことだねぇ。トホホ…。

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