双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

続・四十路の着付け再考 

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さて。四十路も半ばを過ぎてから、ここ数年来の厄介な悩みの種であった「帯のお太鼓問題」がようやっと解決(参照)。晴れて着物再開と相成り、目下週に二日程は着物 (普段着) を着るなどして、長いブランクのリハビリ中である。
「いやぁ、お太鼓が楽々作れるわぁ。全く帯止め様々でありますなぁ」てな具合にすっかり浮かれて、も一つ忘れて居たのにはたと気付いたのが、帯枕を使わぬ「角出し結び」よ*1
しかし、是も心配御無用。実は先だってのお太鼓問題調査の際に、こんな品を見掛けて、頭の片隅へ留めておいたのだ。その名も「お太鼓止め」とな。

製造メーカーによる使用法の説明 →

件の「帯止め」と比べると、こちらはあまりにもシンプル過ぎて(笑)、果たして本当に大丈夫なのかしらん、と些か懐疑的であったのだけれど、いやいや杞憂であった。なりこそ小さいものの、クリップのバネと云うか挟みがかなり固めなので、しっかり止まって良い仕事をしてくれる。帯の下側に一つでも十分だが、上下で二つ使えば更に頼もしい。

「帯止め」様に「お太鼓止め」様が加わり、四十路の帯問題はすっきり解決。是でお太鼓も角出しも自由自在じゃ!


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でもって、こんな結び方も在るのヨ。

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猫耳結び」ですって。成る程、半幅帯のよに前で作って後ろへまわす式なのか。是、恐らくは角出しのアレンジなのだと思うけれど、こう云うのは幾つになっても愉しいものだわね。ふふふ。

因みに半幅帯バージョン()も在り。

*1:小生の場合”角出し”については、手とタレを交差して一回ねじる式を採用。帯結びで文字通り”結ぶ”のは半幅帯のときだけかも。

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