双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

謹賀新年

|雑記|


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元旦の空気はきんと冷えて、きれいな冬の青空。
先ずは坊ちゃんらと新年の挨拶。今年も宜しくね。
その後、お外のお嬢とも新年の挨拶。
そんなことよか、さっさと御飯を頂戴とせっつかれ、
はいよはいよ、と器を差し出す。今年も宜しくね。
主は焼いた餅と珈琲とで、軽く腹ごしらえ。


一昨日から編み始めたカーディガンの片袖を編み終え、
切りの良いところで、さっさか身支度整える。
フォルゴーレ号で出掛ける故、完全防備ではあるけれど、
正月だと云うので、ちいとばかりお洒落仕様である。
午後一時少し前に出立し、いつもの小さな御社に詣でる。
しんと静かな境内には、後片付けの年配の氏子さん数人きり。
他には誰も居らず、苔むした石段と杉林の塩梅が厳かだ。
一度深く深呼吸して、柏手二つ。うん、良い音。

新型某禍は年が新たとなっても変わらず続き、
果たして、いつ収束へ向かうのやらも知れぬけれども、
ただ平らに、坦々と粛々と。
無暗に騒がず踊らず、心穏やかに。
いつも自分以外の誰かや何かを心へ留めて。
息切れしないよに、しっかり歩いてゆきたいものである。


新年明けましておめでとうございます。
この新たな一年が皆様にとって幸多き、善き年となりますよに。
引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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