双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

由無し事 in 自粛生活

|雑記|


■本日夕刻、一国の首相の会見。事業者向け持続化給付金の入金が「最も早い人で八月」発言に「Oi!」思わず身を乗り出して「遅ぇーよ!潰れちゃうよ!」と大声をあげ、寛ぎ中の坊ちゃんズを恐れ戦かせてしまう。いや、だってほら、二週間程度って書いてなかった?そうしたら、ややあって「さっきのは間違いね。八月じゃなくて、五月の八日ね。メンゴメンゴ」ですってよ。そこさ、絶対間違えちゃ駄目なところでしょうよ。嗚呼、びっくりした。死んでしまうかと思った。Kyuhu-kin or Dieである。


■さてと。特定警戒都道府県については今月末まで、きっちきっちの自粛要請が続く訳だけれども、店の営業を如何にしたものか…。立地的にも内容的にも、持ち帰り弁当だのデリバリーだのと云う部類じゃないし、かと云っていきなりの再開も難しいだろうな。来店客へ制限を設けた上で規模を縮小しての営業か。或いは、月末まで引き続き辛抱の休業か。あんまり休みが長引いて掃除三昧だと、店の中がぴかぴかになり過ぎちゃうし (え、ダメなの?)、いやはや、困ったな。


■国は盛んに「オンライン通販」や「宅配」を利用しろと呼び掛けるが、あれはどうした了見からだろか。外出を控える目的なのは理解できるとして、慢性的な人材不足のところへ更なる負担が圧し掛かって、顔なじみのドライバーさんたちの顔には一様に疲労が色濃く浮かんで居る。疲弊して居る。本当に必要であれば仕方が無いが、大して必要ではないときに、大して必要でないものまでを「おうち〇〇」やら「巣ごもり〇〇」の言葉の薄皮に惑わされ、あまり深く考えぬまま安易に「ぽちっ」と買い求めては居ないか?こんな時期に荷物を届けてくれる兄さんたちへは、だからせめて「配達ご苦労様です。いつも有難う」の一言に、ちっぽけでもヤクルト一本添えるのだ。

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