双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

二月随想

|戯言|

自ら望んだ訳でもないのに、厄介事を背負い込んだり。
何だかなぁと云うよな相談事を延々聞かされたり。
果たして、私自身がそう云う性分なのか。
たまたまのバイオリズムの意地悪なのか。
或いは、両方か。
別段どちらでも、何であっても構わぬけれど、
そうして関わってしまって、労力と時間を割いて。
時折、ちょっとだけ心を砕いたりもして。
しかしながら、恐らくは感謝もされず、何一つ得することもない。
やれやれ。
実に馬鹿みたいであるなぁ、と思う。
馬鹿みたいだと思うけれど、まぁ良いか。とも思う。
その時は面倒に感じても、後々に何かの足しとなるかも知れぬし、
恩を売った、と考えれば左程に腹も立たぬし(笑)、
本当に心底関わりたくなかったら、そっと身を隠せば良いのだ。


久しぶりで体を動かし、深くゆっくり呼吸し、清々とする。
危うく煩いに捕われそうなところを、ひょいっとすり抜けたか。
淡々と。飄々と。只、それだけ。

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