双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

モヤモヤ調査局

|雑記|


ここ一週間程は、ご近所さん方の間で問題となり始めた、と或る家の「猫多頭飼育崩壊疑惑」の調査を行って居た。調査ったって誰に頼まれたのでもないのだが、崩壊が強く疑われるものをただ傍観して居る訳にもいくまいし、何より、拙宅からは目と鼻の先。お外っ子のお嬢、更には坊ちゃんらにまで何らかの実害が及ぶのも時間の問題か、と云うのが最大の理由である。一先ずは「崩壊疑惑」としたけれども、恐らくは「既に崩壊しつつある状態」と云うのが事実ではないか?と思って居る。
問題の家は、以前にも書いたことがあったろか。拙宅の若旦那の非常にデリケエトな泌尿器を、イリーガルな改造バイクの爆音やら、真夜中の奇声やらで脅かす放蕩バカ息子を筆頭に、平和なご近所一帯に非常識を振り回して迷惑をかけまくる、反ソーシャルな問題一家だ。
この家。兎に角、色々と問題だらけなのだが、確かに以前から猫の数が多かった。不妊去勢手術を受けさせて居らぬのは、見るたびに増えてゆく気がする(笑)猫を見れば明らか。そうして、ここへ来ていよいよ猫問題が、誰の目にも分かる程はっきりと表面化してきたため、意を決して門前払い覚悟でお宅訪問。が、あらら。意外な展開と云うか、わりとすんなり話が聞けたのであったよ。とは云え「この猫たちは皆野良で、ウチで飼って居るのは一匹だけ」(んな訳ねぇだろ!)などと、肝心な頭数や所在については甚だ怪しく、しかしながら「何とかしなくてはいけないとは思って居る」「できれば不妊手術を受けさせたい」と云うのは、奥さんの顔つきから結構な本音かと感じられたので(まぁ全部鵜呑みにはできないけれども)、その後は役所に問合わせたり、TNR手術のできそな病院調べたり、チビ猫軍団の身の振り方を考えてやらねば、などなど。先に進める段取りをして居るところである。
あー、でも何だろなぁ。モヤモヤが止まらないんだよなぁ(笑)。

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