双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

秋支度

|日々|


オールドローズのお嬢さんたちが、次々と秋の返り咲きを見せて居る。*1
こんな風に皆が秋のバラを見せてくれるのは、今年が初めてのことで、
春に比べると花は小ぶりで、秋のバラは色濃く味わい深いのが良い。
咲き方にしても一斉に咲くのでは無く、ゆっくりしみじみと咲いて、
花全体を掌で包むよにしてあたためると、上品な香りが上がってくる。

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”ヴィックス・カプリス”と”マダム・アルフレッド・キャリエール”。
特にキャリエールがこの時期に咲いたのは、恐らく今までに無かった筈。
用土や施肥、お世話の内容など、少しの手加えや塩梅でこれ程違うものなのだな。
いちばん乗りだった”サフラノ”は台風で散ってしまったが、まだまだ蕾が待機中。


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若旦那は寝台にできた陽だまりを見付けて、うとうと。
ここ数日で空気が急にひんやりとしてきて、朝晩の肌寒さに戸惑う。
早速に敷物とカーテン、夜具などを秋冬のものと取り換えた。


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猫たちの寝床も秋支度。
ぎゅうぎゅうとなって、暖をとる。

*1:新入りさんたちを除く。

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