双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

独りと独り

|音|


ビル・エヴァンスの音は冬の音、と思う。
外気がひんやりと冷えてきて、手にしたカップに触れる指先が
少しの間を置いてから、じんわりと温まってくるよな季節。
そんな冬の静かの中に、冴え冴えとして、けれどもやわらかで。
ストーヴの前で、独り。編み針を動かしながら、聴く。

Intermodulation

Intermodulation

エヴァンスとホール。
ピアノとギターの、寛いだ対話。

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