双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

編み物再開

|日々|

腱鞘炎と関節炎を患って以来、丸一冬。
大好きな編み物を休んで居たのであるが、いよいよ。
もう大丈夫であろう、と久々に編み針を手に取った。


深赤の毛糸で編む、模様編みのカーディガンは、
以前に辛子色で編んだのと同じデザインである。
軽快なリズムに乗って、さっさか編みたいけれど、
また痛めるといけないので、なっるたけゆっくり。
なるたけ手首や親指へ力を入れぬよに心掛けるも、
やれ交差だ、編み出しだ、中上五目一度だ。
ほぼ毎段、何かしらの仕事が入るものだから、
心掛けを意識せねば、手の休まる暇が無い。
ついつい、いつものつもりでグッと力が入る。
ううむ…。何とも遣りづらいものだなぁ。
たかだか片袖を編むのに、一週間も掛かってしまい、
しかし、これくらい悠長な調子でなければ、
再びこじらせて悪化するのは目に見えて居るので、
この苛々にも、徐々に慣れてゆかねばなるまいよ。


毛糸と編み針と、
マグカップになみなみのミルクティー
嗚呼、すっかり秋でやんすねぇ。

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