双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

バラが咲いた

|庭仕事|


開花日誌。
意外や、いちばん乗りはキャリエールの奥方だった。

【左】マダム・アルフレッド・キャリエール (Mme. Alfred Carrière):五月十六日開花。
薄紙細工のよな、この清楚な花姿の美しさよ!薄いクリームにアプリコットとピンクの入った、淡くて繊細な色味も素敵。是がうっすらと光に透けると、また格別に美しいもので、暫し見入ってしまう。
【右】ラ・レーヌ・ビクトリア (La Reine Victoria):五月十七日開花。
コロコロっと真ん丸い姿が、可憐でかあいらしいお嬢さん。しかし、実はじゃじゃ馬の気も在るのか、元気なシュートを幾つも伸ばし、びっくりする程モリモリと茂って来て居ります(笑)。偉いぞ!




嗚呼。バラの開花に心が浮き立つ、
そわそわと高揚との入り混じったこの感じ。
今、久しぶりに思い出して居る。
早速に、咲いたばかりのを幾つか切って来てコップに活けると、
ふんわり品の良い香りが漂い、実に仕合せな心地だ。
お嬢さん方が次々に咲き出して、小さき我が庭も
この時期ばかりは、ぱっと華やかになるだろ。

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