双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

緑の季節

|雑記|


毎年恒例、大型連休のもたらす怒涛と疲労に、今年もまた
わらわらと振り回されることを覚悟して挑むも、いざ蓋を開ければ、
あらら。随分とのんびりしたもので、すっかり拍子抜け。
しかしながら心の何処かでは、ほっと胸を撫で下ろす。


オールドローズのお嬢さん方は皆、次々に蕾を膨らませて、
いちばん先に蕾の上がって来たのは”ヴィックス・カプリス”だけれど、
いちばん先に咲きそうなのは”ラ・レーヌ・ビクトリア”。
宿根草の育ち具合の程度こそ在れ、庭は概ね順調。
当初の計画から大きく逸れること無く、地味に進行中である。


少し手持ち無沙汰になったものだから、余り布など使ってちくちく針仕事。
青い小花柄で、坊っちゃんらにお揃いのネッカチーフを拵えた。
折角だから剣菱嬢にも拵えてあげたら、実にかあいらしく似合うこと。
しかもネッカチーフを着けた途端に、何だか急にしおらしくなって、
お散歩にも出掛けず、日がな風の通る軒下で昼寝などして。


心地良い夕刻。
剣菱と並んで縁石に腰掛け、暫くの間、庭の草花を眺めやる。
清々しいよな、穏やかな心持ちになって、やがて平らになった。
気付けば、風薫る、新緑の季節の只中に居る。


|若旦那| |忍び|


おめかし男子倶楽部。


ネッカチーフは、両面使えるリヴァーシブル仕様。
お揃いの小花柄の裏は其々、若旦那がキノコ柄で、忍びちゃんが唐草柄。

<