双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

猫の網戸対策

|モノ|


窓辺の好きな拙宅の坊っちゃんら。これから窓を開ける機会の多い季節となると、待ってました、と窓辺に陣取って寛ぐことが多く、それだけなら平和で長閑で結構なのだけれども、度々網戸によじ登る、ぶら下がるなどするもので、当然網戸はたわむわ、穴だらけになるわ。折角修理しても早速に同じ被害に合うため、面倒になってここ二年ほど放置して居たのだが、蚊の侵入は勿論、何よりみじめな様はさすがに耐え難く、それを昨年秋にまとめて張り替えた。嗚呼やれやれ。是でようやっと胸のつかえが取れた、すっかりきれいになった、良かった良かった。
そして季節は巡り、今年もまた窓を開けたい季節が到来。しかしこのままだと、程無くいつものみじめ網戸となるのは目に見えて居る。そこでいよいよ一策を講じ、網戸の保護と万が一の飛び出し(及び落下)防止とを兼ねて、網戸の内側へ柵を拵え、是を設置することとしたのである。思い立ったらすぐやる課。早速にホームセンターにて材料を調達し、下準備を整え、後はせっせと作業あるのみ。


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そして、完成。*1
設置箇所の寸法は、縦1200mmの横850mm。

【材料】(三窓分)  
メッシュパネル  30cm×90cm:三枚 45cm×90cm:六枚
伸縮ポール  Lサイズ(110cm〜190cm):六本
結束バンド 
以上で合計七千円弱、と云うことはつまり、一窓あたり二千円台。突っ張り式の似たよな構造の既製品を一つ買う値段で、この三窓分が賄えるのだから、多少の部分は妥協し手間さえ惜しまなければ実に安上がりである(笑)。尚、メッシュパネルの色は白が一般的だが、表から見た際、悪目立ちせずに済む黒を選んだ次第。


拵え方は至って簡単である。先ず伸縮ポールを二本準備、網戸側の窓枠へ長さを合わせながら、きつめに設置。続いて結束バンドを使い、ポールにメッシュパネルを固定させるのだが、予めポールの幅に合わせてメッシュパネル同士を結束バンドで繋いでおいてからポールへ固定すると、より作業がし易い。仕上げに、結束バンドがしっかりと締められて居るのを確認、余った端を短めに切り落として終了。
補足として、柵は窓幅いっぱいに設置すると、窓自体の開閉に干渉してしまうので、両端に適度な余白を残しておくと良い。又、パネル同士を繋げる際は、一部を重ね合わせた状態で固定すると、強度が出てしっかりする。


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因みに『エイベックエコ・猫窓』()なるサッシ取り付けタイプ*2の商品が在り、それと云うのが見目・勝手共に大変に宜しく、最も理想的かと思われるのだけれども、何せオーダーメイド故、拙宅の窓のサイズだと一枚が\17,000とな...。嗚呼、高嶺の花であるねぇ(笑)。

*1:この手の柵は通常「猫の脱走防止」を目的として使われるのであるが、拙宅の坊っちゃんらの場合、極度のビビリで脱走を試みる度胸すら無いので、脱走防止よりも、むしろ「網戸の保護」が最大の目的なのである。トホホ...。

*2:この他にも内側取り付けタイプと、FIXタイプ在り。

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