双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

園芸覚え書

|庭仕事|


■古株のつるバラ『リトル・ルチア』の剪定と誘引を終え、是で全てのバラの剪定、及び誘引作業が無事終了。何とか首尾良くいったかしら。昨秋に購入した新苗らは、園芸店で夏剪定を済ませた苗であったので、拙宅へ来て僅か数ヶ月の間にそれ程大きくなった訳で無し。故に、剪定も誘引も楽であったのだが、春以降はぐんぐん育つであろうから、それに伴って作業量もぐんぐん増えよう。


■昨秋の庭仕事再開にあたり、実は『リトル・ルチア』へ荒療治を施して居たのであった。元々が丈夫な株だったとは云え、それに甘んじて不精に不精。放置に放置を重ねた結果、枝ぶりは四方八方に暴れ放題。カイガラムシやアブラムシ、うどん粉病の被害も後を絶たず、見るも無残な、あまりに酷い姿となってしまって居た訳なのだが、遂に思い切って、成長期でも構わず痛んだ枝、枯死寸前の枝、その他余分な枝をバッサバッサと切りまくった。葉こそ幾らか残したものの、この大手術によって殆ど丸坊主状態に。吉と出るか、凶と出るか...。勿論、その後の養生に充分気を配り、手厚く見守り続けたところ、何と。僅か一月半程で、ものの見事に復活!以後、この時期へ至るまでの間に、もりもりと勢いよく成長を続け、すっかりきれいに、すっかり健康になって、本来の在るべき姿を取り戻した次第。いやぁ、吉と出て良かった、良かった。


■他の球根類が皆、芽を出す一方で、あまりに沈黙を守り続けて居るため、何処に植えたかさえ定かで無くなって居た、ブルーベルの球根。もしかしたら、全部駄目になっちゃったかなぁ、と案じて居ったところ、ここ数日の間に、一つ二つと次々に地表へ芽を出し始めたもので、ホッと一安心。嗚呼、一寸でも疑って御免よ...。

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