双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

双六一回上がり

|太極拳|


十二月である。先月から始まった剣の稽古は、何だかんだで十一式”転身斜帯 (ズァンシェンシェダイ) ”まで進み、剣の持ち方にもだいぶ慣れて、手首から先がふらつくことも無くなった。平行して行なって来た二十四式の中砥段階はと云うと...あれ、そうなの?先生の口ぶりでは、どうやら前回で終了したのらしい(笑)。
もっとあれこれ、手厳しい直しが入るものとばかり考えて居たので、一寸拍子抜けしたよな心持ちだったのだけれど、一先ずは「合格」の判子を貰ったことになるのかな?これから先は、目下習得中の剣に力を入れてゆくこととなるが、一回上がった二十四式の双六も、仕上げ砥段階に進んで、又続いてゆくのである。丁寧に角を削って、まあるくまあるく。焦らず急がず、己の套路を探しに行こう。
余談。
先週の中頃に筋を違えた首から肩にかけての痛みが、稽古を終えて帰宅した後、殆ど消えて居ることに気付いた。湿布を貼っても治まらず、そろそろ鍼灸院の出番か...と想って居たのが、太極拳の稽古ですっきりするなんて、いやはや驚いたヨ。そうか。かえって動かしたほうが良い場合も在るのだなぁ。人体のしくみと云うものは、つくづく奥深く、謎多きものである。

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