双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

杏色のしみじみ

|庭仕事|


再開以来、せっせと進めて居る庭計画に伴い、既に幾つかオールドローズを購入した訳だけれども、その殆どが一季咲き*1なのである。こないだやって来た”Mme.A キャリエール”と、以前から在る古株の”リトルルチア”は四季咲きだが、前者は奥まった場所の黒焦げ荘専属だし、後者は残念なことに香りが殆ど無い(笑)。ううむ。やっぱり一つくらいは、香りの良い四季咲きが欲しいよなぁ...。
と、そこへ渡りに船!実に好タイミングで野暮用の臨時収入三千円を得たもので、件のゼラニウム”ミセス・ケンドール・クラーク”と一緒に、四季咲きのオールドローズ苗をムフフと注文。他がカップ咲きやロゼット咲きの品種故、この度は、しっとり落ち着いた雰囲気のティーローズを選んだ次第なのダ。


オールドローズ『サフラノ』Safrano (和名:西王母)】
ティーローズ、四季咲き、木立樹形、中輪剣弁咲き、強香(ティー)、アプリコット

オールドローズの中では、かなり地味なタイプかと思うのだが、赤胴色の茎が渋くて素敵だし、一年を通して良く咲いてくれる四季咲きで、手の掛からぬ強健種(コレ重要)と云うのが魅力かな、と。でも、いちばん惹かれたのは、ややピンクがかったアプリコットの上品な花色。特に秋の花色が色濃くて素晴らしいとのことである。バラは地味なのも、しみじみと味わい深くて良いものだ。

*1:”返り咲き”とあっても環境に依るところが大きいので、基本的には一季咲きと考えた方が良いのかな、と。

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