双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

稽古あるのみ

|太極拳|

先週休んで居た間に、また新加入組から一名が脱落。
実のところ、先生も大方は予想して居たのらしく、
「まぁ仕方無いかな」
欠席者も多かったため、今日の稽古も濃い内容。
徹底的に套路を幾度も繰り返し、誤りを正してゆく。
私が先生から指摘される注意点は、どうやら
私自身の持つ体の歪みや、それに伴う体のクセから
来るものらしい、と云うことが分かってきた。
左足は真っ直ぐ前に出したつもりの爪先が、
どうしても内側へ内側へと向かってしまうし、
上半身はやや右側へと傾いてしまいがちである。
股関節のズレだとか、肩の高さの差異だとか、
己の体の歪みについては自覚が在るので、
その点を常に意識しながら続けてゆけば良い。
そうすることで、不均等であった前後左右の筋力が
次第に整って来るに連れて、自然と歪みも正される。
「いちいち意識するのは、最初はしんどく感じますが、
段々と意識することを意識しなくなってきますから(笑)」
それと、立身中正。上下相随。
体が正しく整うと云うのは、一朝一夕にゆかぬもの。
ふむ。やはり稽古あるのみ、だ。

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