双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

続・ハードボイルドな獣ブローチ

|手仕事|


獣たち、チクチクと地味に増殖中。
チベットスナギツネとアリクイの二匹は、
早くも手元を離れ、其々に貰われて行ったのであったよ。


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先だっての”三毛姐さん”を作り直した。

どうも出来映えがいまひとつだったので、潔く最初から作り直した次第。ベースの肉付けが出来不出来に大きく拘わってくるのですが、幾つか拵える間に、だいぶ要領を得て参りました。一寸キツめな面相は継承して、毛模様などの細部を変えてみました。


ワオキツネザルとオコジョ。

【左】ワオキツネザル。ボディ自体は然程に難しくは無いものの、尻尾が難関でした。先ず、細いワイヤーの入ったモールの周りにベース羊毛を巻きつけ、其処へ色付け用の羊毛を先端から順に植毛(と呼ぶのだそうで(笑))。それを鋏で整えた後、余らせたモールの端をくるっと輪にして、土台の布フェルトへ縫い付ける、と。植毛、難しいねぇ*1
【右】オコジョ。大きさはアリクイと同じくらいです。全体が白だと粗が目立ち易いのですが、未だ慣れぬなりに、ムラ無く刺すコツが段々と掴めて来た気がします。ちんまりとかあいい目玉は、4mmの黒い山高ボタンを。うん、くりっとして良いね。

*1:因みにこちらは、来月が誕生日のAちゃんへ差し上げる予定。

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