双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の二十一

|小屋仕事|


運動会だ何だと、どうやら近隣ではイベント盛り沢山なのらしく、幸か不幸か。土曜日だと云うのに、夕刻前辺りまで開店休業状態だったもので、折角の時間は有効に使わねば、といよいよ最後の一面となった東側の外壁に取り掛かる。長材の方は前もってカットしておいたので、丸鋸作業は短い方の材と、長材の切り欠きのみ。切り欠き部分は現物合わせで。
西側の板貼りも窮屈であったが、こちらも負けず劣らず。今度はブロック塀に挟まれながらの作業を強いられ、インパクトドライバでのビス打ちは、まるでラジオ体操第一の”体を横に曲げる運動”から更に捻ったよな体勢である(笑)。ただし、塀の高さが窓の下枠より少し上の辺りまでなので、そこまで辛抱すれば、後の作業は塀の上を足場代わりにして、非常に楽に進められた。


小屋仕事と本業とを行ったり来たりしながら、約三時間と少々で終了。是で全ての壁面に杉板が貼られ、外壁作業も一段落。残りの作業予定としては、外壁全体に”キシラデコール”のエボニーを二回塗りで塗装した後、コーナー板を取り付け、窓周りとドア周りの化粧板を取り付ける、と云ったところ。塗装は雨の無い日が数日続かぬといけないので、何れにせよ来週の天気次第かな。


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東側の外壁が貼り終わったヨ!の図。

最後に東側が済んで、ようやっと、全ての外壁を無事貼り終えることが出来ました。嗚呼、何と云う達成感...。塗装やら仕上げやら、未だ大事な作業は残って居るのですが、貼り終えた後で、暫し全体をぼんやり眺めながら、もうすっかり”小屋”だよなぁ。是、自分で建てたのだよなぁ、と感慨深さに浸って居たのであります。



【左】ブロック塀との隙間はこんな塩梅だもので、西側同様、例によって強制蟹歩き作業に(笑)。そもそも、小屋を建てる場所が猫の額程のスペエスだったため、基礎工事の際に、何とかギリギリ作業が可能であろう幅を確保した結果なので、自業自得なので御座います...。
【右】外壁のコーナー部分。このままでは見た目の悪さは勿論のこと、雨水の浸入も許してしまいますので、全体を塗装した後で、杉板をL字に組んだコーナー板を取り付けます。

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