双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

忍びちゃんの減量

|忍び|


二週間程前に、忍びちゃんのワクチン接種のためお医者へ行ったのであるが、一目見るなり先生が「あらら...随分と大きくなったね」 そうなのだ。元々は腎臓の所為であまり大きくなれぬであろう、と云われて居たにも拘わらず、一歳を過ぎてから急に大きくなって来て、ここ一年の間に一キロも目方が増えたのである*1。「肥満は腎臓の負担にもなりますから、増えた分の一キロは減らしたいですね」と、減量の指示が出た。その後で、血液検査。
生まれつき腎機能が弱い猫なので、ワクチン接種の際には、一緒に血液検査もお願いして居り、今回の検査ではクレアチニンの数値のみが正常値を僅かに超えて居た。もしかすると、先に述べた体の成長に伴う、筋肉量の増加が関係して居るのかも知れない。先生はお医者なので当然、結果の数字から腎機能の何割が失われて云々...と説明をなさるけれど、私は血液検査の数値だけであれこれと考えぬよにして居る。上昇傾向にあるのはクレアチニンだけで、他は正常値。今現在、元気で健やかに過ごして居るのだし、いずれこの先どうかするとしても、なるようにしかならぬのだから、それはそのときに考えれば良い、と。何しろ、忍びちゃんには力強い味方、漢方が在る。



あんなに小粒だったのが、今やこの貫禄の体格*2ですヨ...。お付き合いして主も減量するかね(笑)。


肥満気味と云われて、お医者から減量を指示された忍びちゃん。減量用のフードへ替えられれば良いのだけれど、腎臓ケア以外のフードを与える訳にもゆかぬので、やはり給餌量を減らして様子を見るしかない。そもそも、腎臓に配慮したフードの多くは通常と比べ、カロリーが高く作られて居るため、その点を考慮して少なめにしたつもりだったが、今にして思えば、ちょくちょくフードを残すことが在った。と云うことは、忍びちゃんにとっての適量からすると、それでも少し多かったのかも知れぬな。忍びよ、すまなかったね。
幸い、食い意地の張った若旦那と違って(笑)、忍びちゃんは食に関しては淡白な質*3なので、今のところ、量を減らしても然程気にならぬ風である。お利口さんだ。

*1:4.8kg→5.8kg

*2:でもね、ぷよぷよなのじゃなくて、結構筋肉質なのヨ...。

*3:こう云うところ、益々爺さんに似てきたなぁ。

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