2015-06-21 日曜日の溜息 |日々| 生憎の雨模様にも拘わらず、 何故だか怒涛の如き日曜日。 不躾が入れ替わり立ち代り紛れ込む、 こう云う日曜日は、ひどく苦手だ。 いつも来て下さるご贔屓さんらに恐縮しながら、 早くこの怒涛の去ってくれることを祈りながら、 ふと、窓の外へ雨降りの空を眺めやる。 一寸だけ溜息ついて、大きく深呼吸する。 こんな天気の日曜日に相応しいのは、 気だるさ交じりのやさしい時間と 雨粒を纏った紫陽花のよな静けさ。