双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の十二

|小屋仕事|


【火曜日】
午後の仕事の合間に、破風板と鼻かくし板、棟板の取り付け。破風板は2x6材を。棟板と鼻かくしは1x4相当の杉板*1を使う。先ずは鼻かくしから。しかし、さすがに四メートル近くもある板を一人で取り付けようとすれば、是は至難の業である。何せ足場が脚立のみでは、左右の端が合って居るかどうかも確認できぬわ、印に合わせようとしても片手では支えきれぬわで、暫し杉板と格闘した後、とうとう降参して、帰り際の常連さんに手伝って貰うこととした(笑)。こんなとき、一人の作業にも限界が在るよなぁ、としみじみ想う。何とか無事鼻かくしを取り付けて、次は棟板へ。こちらは丁度同じくらいの高さの所に、店の物置部屋の庇が在るため、是を足場にして、板を膝で支えれば取り付けは難しくなかった。
続いて破風板。こちらは勾配なりに両端を斜めにカットしてあり、垂木へ沿わせるよにして取り付けてゆく。材の幾分反りが出て居る所為で、少々梃子摺ったものの、こちらも何とか取り付け完了。案の定三ミリ程度のズレが生じたが、いつものよに目を瞑る(笑)。これらの板には、屋根材を付ける前に白の油性ペンキで塗装する予定であるので、それまでには板と板の合わさる部分へ、同色のウレタンコーキング材を施しておかねばなるまい。ビスでへこんだ所も埋めておいた方が宜しかろう。と、雨がちらほらで、本日は是にて終了。


【水曜日】
こないだ壁の外側へ取り付けたひねり金物が、後程取り付け予定の、軒天代わりとなる材に干渉することが判明。折角苦心して付けたのを泣く泣く取り外し、気を取り直して、再度内側で試してみたところ、正攻法だとやはり隙間が出るものの、少しだけ斜めにしてやると、何とか上手く付けられたので、是で良しとする。尚、外側に残ったビス穴は、コーキング材で埋めて処理した。

*1:材木屋に1x4の扱いが無かったため。

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