双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の五

|小屋仕事|


月曜日から始まり、仕事の合間を縫ってこつこつ進めて居た、壁パネルの製作。未だ届いて居ない入り口のドア(是も廃材)の面を除き、他三面は八割がたを組み終えた。足りない材木は昨日に注文を入れたので、二三日中には届く予定であるが、是からの作業の進めかたなど、ぼんやり思案して居た、そんな夕刻前。仕事の打ち合わせの帰りに立ち寄ったと思しき弟が、作業を覗きにやって来た。丁度、前日の雨で湿ってしまった馬鹿重いパネル(予めコンパネを貼ってしまったので)を移動したかったため、是幸い、と弟に手を貸して貰うことに。すると弟「他のも枠は組んであるんだし、どうせなら今立ち上げちゃったら?」雨対策のことが在るので些か躊躇したものの、まぁそれもそうだな、と。


そんな訳で、急遽予定変更。弟に手伝って貰って壁パネル(と枠)を三面立ち上げてしまうこととした。しかし、いざパネル同士を合わせてみると、当初の懸念通り、ツーバイ材の反りやら僅かなズレが在り、なかなか一回では決まらない。AB型の弟はどうにも気になるらしいが、三ミリ程度のズレまでは目を瞑って頂くこととし(笑)、下げ振りで垂直、水平器で水平を要所要所確認しながら、何とか二人がかりで立ち上げが完了。僅かの歪みについては、上からコンパネを貼る時点で修正することが可能であるため、一先ずは是で良しとする。
いやぁ、それにしても、こうやって壁を立ち上げると云うと、一気に形になるものである。全面にコンパネを貼り終えたら、更に小屋らしくなろう。何事に於いてもそうだけれど、モノづくりと云うのはこつこつと、地道な作業の積み重ねであるよ。


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(入り口ドアの面を除いた)壁三面が立ち上がったヨ!の図。

前回のパネル製作の写真は撮り忘れてしまいましたが、それから毎日一寸ずつ黙々と枠づくりして、本日一気に作業が進みましたなぁ。材料が届いたら、サッシ窓周りにもあと少し材が入ります。



後程、長辺のパネル二つの上へ、其々この細長いパネルを乗せて、高い方から低い方へ垂木を渡すと片流れ屋根の勾配がつきます。これから壁枠にコンパネ貼ったり、サッシ付けたり、するべきことが未だ山と在るので、屋根作業に取り掛かれるのは、だいぶ先のこととなりそう...。

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