双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の四

|小屋仕事|


予報では曇りだったのに、朝起きたら随分と晴れて居たので、午前中に家事諸々を終わらせ、昼から小屋仕事。とは云え、いずれは雨が降るとのことなので、それまでにツーバイ材のカットを全て終わらせて、できれば壁パネルを二つは組んでしまいたいところである。
さて。材料の積み置き場と作業台との間を、えっちらおっちら。三メートル以上の角材を担いで往復するだけでも、なかなかの重労働なのだが、さっさとカットを済ませねば肝心の作業が先に進まないので、運んだ傍から寸法を測って印付けし、丸鋸フル稼動で切りも切ったり、総計二十四本。ここいらでさすがに一寸疲れて、木屑まみれのまま床構造の上へ腰掛け、ぬるいコーヒー牛乳飲み飲み小休止。その後で、窓の無い壁パネルから取り掛かかることとする。12フィートの長材二本を上下にして、その間へ6フィート弱にカットした材が縦に九本入るのだが、長材の一本が若干反って居たため、組み付けに少々難儀しつつも、ビス留めの際に無理矢理ぐぐっとやって、何とか枠が組み上がる。それが済んだら枠の上に、えっちらおっちら運んできたコンパネを四枚並べて貼って、ようやっとパネルの一つが完成。ふむ。是、出来映えとしてはどうなのだろ。大体こんなものなのかしら。何せ残り三枚が未だなので、兼ね合いが知れない。
しかしながら、あと一つはいけるかな...というところで、いよいよ雲行きが怪しくなり、急いでブルーシートで養生し、作業台を片付けて居ると、案の定。額にぽつり、雨粒が落ちてきた。結局はパネル一枚を拵えただけで、凡そ三時間半の小屋仕事は、強制終了と相成り。記録用の写真を撮るのも忘れる、余裕の無さであったよ(笑)。

<