双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

小屋づくり 其の二

|小屋仕事|


連日のよに、朝になると父出勤。今朝は何やら準備だけしに来た風で、店が開く前には帰って行ったため「??」と思いつつも、店を開けて仕事をして居たのだが、午後二時頃。父の軽トラが荷台に材木を積んで入って来た。え?もう、床枠に取り掛かるの?今日の午後に届く予定の、基礎パッキンも大引き受けの金物も、未だ届いて居ない(笑)。まぁ作業中に届くだろ、と丁度、一段落して手が空いたので、軽トラから大引き材を下ろすのを手伝う。縦に使う長尺の材は材木屋で調達し、根太用の短い材は作業場に在ったものを使うと云う。
私が古い方の材に慌てて防腐ソートを塗って居る間に、父が長尺の材をカットして、アンカーボルト用の穴を開け、ノミで切り欠きを入れる、と云うせっかち過ぎる作業。本来なら防腐剤を塗る作業なんてのは、前もって済ませておくのが賢明なのであろうが、父は一人でどんどん勝手に進めてしまうので、仕方が無いのである(笑)。と、そんなこんなして居ると、頼んでおいた材料が届いたので、駐車場で段ボールを受け取って、そのまま現場直行。「ざ、材料来たよ!」「さっさと出して持って来い!」
急いで梱包を解いた基礎パッキンをブロックの上へセットするや、その上へ材木を置いてボルトで固定。まったく、何て慌しい現場なのだ!それが済んだら、父が根太用の材を丸ノコで刻んで居る間に、私は受け金物を取り付ける。金物に付属の釘が付いて居たのだが、どう考えてもインパクトドライバの方が早そうなので、コーススレッドを使った。全部で六箇所。取り付けた傍から、どんどん根太が入り、せっかちで慌しい床枠の作業は、コーナー補強用のL字金物の取り付け(買い忘れたので)と、コンパネを張る作業を残して、ほぼ終了。
二人がかりだと確かに早いし、本職の父の参加は大助かりなのだけれども、この気忙しさは何とかならぬものだろか...(笑)。


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基礎の上に大引きの床枠が乗ったヨ。

新旧取り合わせの大引き材は、何れも90mm角の栂。SPFツーバイ材の床枠では何かと不安も多かったので、結果的には是で良かったかな、と。念の為、この後で防腐ソートを更に二回塗った。後日、根太の間に補強の材を入れる予定。

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