双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

手休めの襟巻き

|手仕事|


裕福な御婦人より、お友達への贈り物として依頼を受けて居た、タートルネックのアランセーターを正月明けに無事納品。ほっとしたついでに、余った毛糸で襟巻きなんぞ編んでみた次第。



昨年購入したテキストに見付け、こんなのよく婆ちゃんたちが巻いて居るよなぁ、と。でも実は案外かあいらしいのじゃないか、と。毛糸が細かったため二本どりにしたのだが、そのお陰で少し厚みが出てしっかりとした作りに。輪になったスリットの部分は、一目おきに別針にとって、目数が半分になったのを其々編んだら、再び一つの針へ戻して拵える。後はひたすらガーター編みだけなので簡単。気晴らしと手休めには丁度良かった。*1



【左】広げた図。編地はスリット部以外、全てガーター編みだもので伸縮性が在り、引っ張って伸ばすと結構な長さになる。
【右】スリット部拡大。ここにちょこっとだけ、スプーンに似たアラン模様が入って居る。表だけじゃなくて、ちゃんと裏側も同じなの。


|本|


今回のテキスト。

便宜上テキストと書いたけれど、なかなか頁数も在り、読み物と云った方が良いのかも知れないな。アイルランドのお話や写真が豊富で、その所々へ編み物が紹介されて居る、と云った風である。成る程、松井ゆみ子さんが携わって居ると知って納得。

*1:でもってこの後、ようやっと自分用のロピーカーディガンを仕上げたの。

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