双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

健やか漢方生活

|忍び|


忍びちゃんの血液検査のため、仕事の一段落した午後にお医者へ行く。
漢方のお世話になって、もうじきふた月程。如何に作用して居るのか、内心愉しみであったのだけれども、果たして結果は上々であった。BUNはすっかり平均値となり、正常範囲を随分と出て居ったリンに至っては、下がりも下がったり。是も又、ほぼ平均値となって居たのである。いやはや、漢方生活の効果を実感することしきりで、療法食を食べて居ることも勿論在るだろうが、何しろ服用を始めてからと云うもの、忍びの活力が目に見えて違ってきた。想えばそれまで、小猫にしては随分とおとなし過ぎるくらいであったのが、今やお目目もキラキラ。歳相応に煩いくらい活発となり、若旦那と対等に張り合うなどして、食欲も大変に旺盛である。
現在の目方3.5キログラム。もうじき九ヶ月となる割には小柄な方か。前回計ったときも大体是に同じくらいであったので、もしかすると、生まれつき腎臓の弱いことも在って、あまり大きくなれぬ体質なのかも知れないが、先生も「この子はこのくらいで丁度なのかな」と仰るし、小柄は小柄なりに健やかであってくれれば良い。何はともあれ、漢方のお陰であるよ。


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窓際(まどべ)太郎と小太郎の図。

朝の日向場争いは日課。窓際太郎こと若旦那は、座布団からはみ出して目一杯の特等位置を確保。小太郎には決して譲らぬ構えなのである。

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