双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

初夏の洋裁

|手仕事|


着たい服が見付からなければ、自分で拵えよう。
と云うので、シャツとワンピースを一着ずつ。


    
    
【上】小さな水玉模様の紺色のシャツは、開きの程好い丸襟と後ろヨークが一目で気に入った。袖口と前後身頃のヨーク下には、控えめなギャザーを寄せてある。薄手の素材も涼し気であり、軽やかな七部袖や余裕の在る裾周りも風通しが良さそう。
【下】大きな模様が愉しい袖無しのワンピース。ボートネックの襟ぐりは、こちらも程好い開き具合で、広がり過ぎないAラインも良い塩梅。袖無しをそのまま着るのは全く苦手なので、中に長袖を合わせたり、上着やカーディガンを羽織るなどして着るつもり。


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生地拡大。

【左】薄手で滑らかな綿ローン生地だが、色が濃紺なので透け感はあまり感じられない。小さな水玉は良く見るとランダムな手書き風で味が在る。
【右】少し薄手で張りの在る綿麻キャンバス生地は、一枚で仕立てるのに丁度良く、落ち着いたターコイズの地色が素敵。この大柄な模様たち、北欧風なのかな?


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ファスナーもボタンも要らずのその訳は、肩部分の仕立て方に在り。前後の肩を重ね合わせた所を全部縫い止めないことで、幾分の遊びが出るため、頭からすぽっとかぶって着ることができる仕組み。簡単なのは有難い。









|本|


シンプルワードローブ コーディネートが楽しくなる服

シンプルワードローブ コーディネートが楽しくなる服

水玉模様のシャツは、こちらのテキストから『ドロップネックブラウス』のパターンを使用。*1他にも懐かしい雰囲気のワンピースや、着易そうなプルオーバー等も色々と。


是と云う形が見付かったら、自分の好きな色柄の生地を選んで、出来上がりを想像しながらミシンでダダダっと。洋裁はあまり得意じゃないけれど、何処のお店でも買えない自分だけの一着を拵えるのって、愉しいし嬉しい。

*1:ワンピースの方は、以前に型紙を写させて貰ったのを使ったので、テキスト不明。

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