双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

矛盾

|日々|


山は爽やかな新緑の様相であるが、
未だに湯たんぽの必要な夜が続くと云う、矛盾。
まことに納得のゆかぬ五月である。
天気予報の最高気温も殆ど当てにはならず、
しかしながら、うっかり是に期待し、
薄手のシャツなど着て、ぶると身震いすれば
何やら、自分が馬鹿か阿呆の様な気がしてくる。
旬となれば食べたくなる筈の、鰹のたたきですら、
食べたいと想えぬのが、実に哀しい。

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