双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

ご挨拶

|雑記|


晦日が命日である母方の祖父へ墓参り。
松林を背にし、墓前に手を合わせた後、
食堂にて昼食。カキフライ定食を食す。
父は自ら打った蕎麦を親類筋へ配るため、
ひとり台所で黙々と蕎麦打ち。
もう随分と前から恒例となって居る。
天麩羅の担当は、私。
夕刻実家を訪ねる前に、一旦自宅へと戻り、
夜具を取替え、洗濯機を回し、部屋を掃除する。
一年の過ぎ行くのが、年毎に早くなってゆく。
この一年。
日々を丁寧に過ごして来たろか。
何かを積み重ねて来たろか。
年の終いには、いつもそんな風に考える。
黄色いハンカチに昭和残侠伝。
今年は健さんの映画でも観ながら、
除夜の鐘を聞くとしようか。



(二度目の年越しでやんす。)


爺様が逝って、若旦那を迎えて、一年。
今年も、はてな長屋の皆様にはお世話になりました。
相変わらずの、まめでそそっかしい粗忽者ではありますが、
新たな年も、どうぞ宜しくお付き合い下さい。
本年最後のご挨拶。
どなた様も、良いお年を。

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