2012-11-07 困惑 |日々| 昼を過ぎた頃から空が急に翳り出すと、 地響きを起こす程の雷が轟くと同時に、 棚の上の食器たちが震えて音をたて、 雨に混じった雹が窓硝子を叩く。 それを境に空気は変わり、 頬を刺すよな冷たい風が、北からやって来た。 季節はずれの空模様と、宙ぶらりんの困惑。 夜の部屋のつんとする冷気に、 そろそろ湯たんぽを出しても良い頃合かしら。 などと想う。