双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

不毛

|縷々|


自分の想うこと、意思が哀しい程通じぬのは、
必ずしも、こちらの接し方や説明に
何かしら問題の在ると云う訳でも無い。
何をどうしたところで、決して。
ことごとく。何処まで行っても、
永久に通じ合うことの叶わぬ不毛の相手
と云うのが、確かに存在するのだ。
ならば一旦そうと知ってしまえば、
気楽になるものと思いきや、
案外そうでも無かったりする。何故なら、
端から諦めて接することも又、それ自体不毛なのだ。
世界はいったい、どれ程の不毛で溢れて居るのだろ。

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