双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

カーディガン、母へ行く。

|手仕事|


先月から、ゆっくり編み進めて居た赤紫のアランカーディガン。
とうとう仕上がって、母の元へ貰われて行ったのでした。



(釦は仮付け。後日、改めて木製のを買い求め付け替えた。)


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寸法や仕様は以前に編んだもの(→)を参考に、自ら模様を組み立て、編み図をおこした。当初は自分用にと編み始めたのだけれど、途中で合わせてみたら、是が思いの外小さめで、ざっくりたっぷりさせたかった思惑とは、ちいとばかり違ってしまった上、少々深めの赤紫が、どうも似合わぬときた。其処へふと、編み途中に母が大層気に入って居たのを思い出し、嗚呼そうだ。爺様の通院では色々と世話になったものな…。せめてものお礼にと、少々早いクリスマスの贈り物とした次第。母、大喜びである。良し良し。


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正面と後姿。

ふむ。ハニカムを多く入れると、やはり編地が多少なりと縮むのかも知れないな。身幅、着丈共、小さめに仕上がってしまったものの、母は丈の短いのが好みであるので、かえって都合が宜しい。それに何より、私が着るよかずっと似合った。良し良し。

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