双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

戸口に立つ

|音|


彼岸を待たずに、季節はすとんと秋と入れ替わり、
それがあんまり急だったものだから、何だか未だ、
そわそわとして、心落ち着かないままで居る。


The Art of Navigation

The Art of Navigation

長袖のシャツを着たけれど、一枚きりは薄寒い。
夜の帳に首筋を掌で覆えば、やんわり熱が染む。

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