双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

お裾分け

|雑記|


件の脹脛であるが、鍼灸院の先生も驚愕の恐るべき
自己治癒力により、ほぼ回復。普段の食事内容やら、
特別な運動の有無など訊かれるも、是と云って何も
思い当たらぬもので、答えに困ってしまう。先生曰く、
筋肉の質が良いことに加え、元来持って居る免疫力
やら治癒力やらが、普通の人と比較しても極めて高い
のだろう、と。成る程。そう云われれば、傷の治りも
血の止まりも早い体質ではある。この無駄に高機能な
治癒力のせめて半分でも良いから、爺様へやれたらな。
もしやこの掌で、爺様の体を撫でまわしてやったなら、
臓腑の病も治癒できるだろか。暇さえ在れば撫でまわし、
当の爺様はと云えば、すっかりご満悦である。
良し良し。

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