双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

地味好み

|手仕事| |本|


編みものこもの

編みものこもの


昨冬初めて取り組んだ編み込みも、帽子や手袋などの小物を
幾つか仕上げる内に、随分と慣れてきた。あれだけ敬遠して
取り組まずに居たと云うのに、今ではあの地道な作業過程が
愉しくて仕方無いのだから、人とは実に不思議なものである。
現在本書より、二つ目のフェアアイル柄ベレーを製作中。
輪にして編んでゆく場合、編み始めと編み終わりのところで、
どうしても若干の段差が生じてしまい、特にメリヤスで編む
細かな編み込み模様などは、やはり仕上がりにひびいてくる。
何処で読んだのかは失念してしまったが、この厄介な問題を
解消する方法の一つに、編み始めの一番最初で裏メリヤスを
一目余計に編んでおく、と云う方法が在ると知って以降は、
是を採用。きれいに仕上がり、段差のストレスから開放された。
ところで、このベレー。配色に変更を加えてグレイ中心の
色味にしたところ 「幾ら何でも地味過ぎる!」 との指摘。
良いんだよぅ。何しろ、人間が地味なんだからさ。



気になった一冊。

Mostly Mittens: Ethnic Knitting Designs from Russia

Mostly Mittens: Ethnic Knitting Designs from Russia

これも愉しそうだ。ロシアの柄ミトンわんさか!

<