双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

墨夜

|日々|

昨日行く筈だったのをうっかり忘れたので、
本日午後、頃合を見計らって期日前投票
済ませに出向く。今回は衆議院に加えて*1
県知事選も重ったため、こちらは現職及び
その他有象無象は端から外して、若者に一票。
比例区の投票用紙を配る女性が、今時珍しい
くらいの厚化粧だったもので、一瞬ぎょっとし、
話を聞くふりをして、まじまじと見てしまう。
要領の悪い左官が漆喰を塗り付けたのか。
化粧が80年代を、頑なに引き摺って居た。
投票を済ませて表へ出ると、西日がきつい。
帰りがけに、役場の向かいの農協で小糠と生姜を
買い求めた後、そのまま仕事へ戻る。


夜は墨夜。
まるで墨汁をこぼしたよなところへ、
月が半分程、暗く朧に浸かって居る。
窓を閉め、洗濯物を畳む。

*1:比例区はいつも共産党(笑)。ほんの気持ちです・・・。

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