双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

靴下考

|モノ|


近頃は、靴下を履かぬ人が多い。
この寒い時期、素足にパンプスなど、
とてもではないが真似できない、と想う。
私は一年を通して、靴下を履かないと云うことが
先ず無い上、靴下にはちいとうるさい質なので、
靴下であれば何でも良い、と云う風にはゆかない。
丈は必ず長めで、ふくらはぎの中程までのを
ざっくりさせて履くから、在る程度の緩みが
無ければいけない。履き口も緩めのもの。
リブの場合には、編地は太めのが良い。
勿論、季節ごとに素材や風合いは異なるが、
何れの季節も、化繊100%は不可。
春夏なら綿や麻混、秋冬は厚めの綿や毛素材が良い。
登山用の靴下は値が張るけれど、丈夫で
長く履けるし、何より冬場は大層暖かい。
柄物であれば、ノルディックやフェアアイル
ボーダーなど。無地なら、杢調やスラブのが良い。
気に入った靴下は、色違いで幾つか揃える。
女学生時代の気に入りは、専ら無印良品のニ足組、
生成りのリブソックス(紳士用)であった。*1
今でも無印良品には世話になるのだが、近年は
良い按配のが見付かり難くなってしまったので、
たまに覗いて良いのが在れば、必ず買い求めるよにして居る。
でないと、次はいつ出遭えるか知れない。
靴下は 「是だ!」 と云うのが見付かったときに
迷わず買い求めるべし。と云うのが持論である。

*1:これに合わせる通学靴は、エンジのDr.マーチン3ッ穴でした。

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