双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

豆まきしゅう会

|回想|

2年3組 ホビ野ホビ子

ダンボールをいっぱいくみ立てて、まっかなおにが出てきました。やさしい顔のおにです。つくった人の心がおにの顔にうかび出ているみたいでした。
わたしは、おともだちに、マスをつくってあげてました。おのりをペタペタはったマスの中に、ほんもののお豆をいれました。なんだかままごとのような気がして、お豆がもったいないなという気がしました。
たいいくかんの中には、2年3くみだけはいってし〜んとしていました。うしろには、2年1組もいたけど。みんなあつまってから、げきをさいしょにみましたが、はじまったときからずっとおもしろいげきだな、とおもっていました。
2年3組のおににお豆をぶつけたくないなあとおもったけど、けっきょくぶつけてしまいました。やさしいおにさんにはぶつけたくないもんね。みんなもそうでしょう。ね。

「けっきょくぶつけてしまいました。」 って…(笑)。

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