双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

くらい夜をとおって

|本|


先日届いた、道造の『盛岡ノート』を読む。
勿体無いので、少しずつ。少しずつ。
茶色いボール紙に、真白いシールが
貼ってあるだけの、簡素なカバーの中から、
するりと引き出す一冊のノオトには、
薄紙がかけてある。頁をそおっとめくる。
そうか。この北国から始まる旅は、
道造にとっての『イタリア紀行』だったんだ・・・。



イタリア紀行(上) (岩波文庫 赤405-9)

イタリア紀行(上) (岩波文庫 赤405-9)

  • 作者:ゲーテ
  • 発売日: 1960/04/05
  • メディア: 文庫

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