双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

うっすらとした水平線

|日々|


台風接近中につき、午前中から凄まじい豪雨。
にもかかわらず、我が家はお墓の除幕式。
ずぶ濡れになりつつも、無事終えることができた。
天気は生憎だったけれど、亡き祖母が
ようやく、居心地のよい新居に収まった事が
何よりと思う。夕刻になって、こちらは健在の
母方の祖母と叔母の二人に、敬老の日
鉢植えを届けにゆく。雨はすっかり上がり、
空は美しい菫色へと変わって居た。
路地の家々から、夕飯の匂いが漂う。
雨上がりの道端に、キジトラの猫が一匹。


|蹴球|


カンピオナート第2節 パルマVSミラン
パルマ 0 - 2 ミラン


今のところ着々と、ミランの借金返済計画は進んで居ります。三十路過ぎなど何処吹く風、只今絶好調のピッポは、今回ベンチでお休みにつき、ジラとオリヴェイラの2トップ。開始から間も無く、コスタクルタは何処ぞを痛めたのか、復帰したてのカラーゼと交代。前半26分、セードルフのFKが、実に美しい弧を描いて先制点。スタメンにカカーの居ない分、セードルフが豊富な運動量で、頼もしい大活躍。一方、この日もジラはツキが無かった。パルマのDFパーチと空中戦の際、額から流血の事態に追い込まれ、痛々しくも担架で運び出されて、カカーと交代。後程、数針縫った模様。大丈夫か、ジラ…。
しかしながらこの辺りから、徐々にではありますが、ミランは調子を上げてくる。オリヴェイラは、得点こそ無かったものの、決して派手では無いにしろ、献身的に動いて、良い塩梅に馴染んできて居る様子。地味補強、地味補強と云われては居りますが、地味で結構(笑)。オリヴェイラグルキュフも、入って早々結果を出したのに加え、やんちゃな若手が多い昨今、発言も含めてなかなかの優等生ぶりで宜しいかと(笑)。後は最終ラインの問題だけ、などと思って居たら、後半辺りから、シミッチが調子付いてくる。加えて、ヤンクロフスキのクロスに、オリヴェイラがヘディング、と云う非常に惜しい場面在り。そんなこんなで後半の41分。ピルロからの長い見事な縦パスに、俊足カカーがぴたり合わせて走り込むも、GKと衝突して転倒。結果、PKにて1点追加で幕を閉じました。え〜と、次は水曜日でアスコリですか?しかし。それよりも注目すべきは、やはりローマVSインテル戦。

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