|戯言| 四十も半ばを過ぎた途端、五十代が確実に見えてきた。 そんなものか。そんなものだ。 年齢に中身の伴わぬまま、そしてそのための心得も術も 未だ知らぬままに、歳ばかりが積み重なってゆく。 こんな宙ぶらりんの不惑も、あと四年を残すばかり。 ああ…
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