双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

2011-11-24から1日間の記事一覧

お前の居ない部屋

|爺猫記| 爺様の旅立ちから一夜が明け、午前中に亡骸を火葬した。出発前には、生涯を過ごした部屋の中をぐるり、一周して。晩秋の寒空高くに煙は昇り、午後。両の手におさまるくらいの、小さな白い骨壷に入って爺様は帰宅した。形ばかりではあるものの、それ…

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